学園生活
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10月1日(金)にパウロ祭を開催しました。
例年なら準備に熱を入れて取り組む夏休みも、2学期が始まってからも、緊急事態宣言が発令されており、前に進めない状況が続きました。
パウロ祭をどうするのか、実施の可否、実施する場合も例年通りではない形を考えていかなければならず、学校全体で模索が続きました。
9月中旬に、少しずつ感染者数も収まる兆しが見えたところで、「今できることを、できる限りの力で」というコンセプトのもと、生徒会などを中心に、新しい形のパウロ祭を企画。昨年も中止になってしまったので、従来のパウロ祭の準備の大変さや充実感、盛り上げりを知っているのは3年生のみ。
生徒会の1・2年生は、先輩や先生にアドバイスを求めながら、全員が楽しめて、参加できる内容を考えました。このような状況の中、外部の方をお迎えすることは難しいと判断し、規模を縮小しての行事となりましたが、装飾などの準備を全校で取り組みました。
従来であれば、開祭式や閉祭式で行っていたような生徒会企画のイベントと、文化部やダンス部の発表を、今回のパウロ祭の中心とすることになりました。ということで、メイン会場は体育館です。
新体育案で行う初のパウロ祭となりますが、体育館は、例年以上に華やかに装飾されました。クラスの代表がファッションショーやマッスル対決を全校生徒の前で行い、大変な盛り上がりを見せるイベントとなりました。
ファッションショーでは各クラス「秋のデート服」というテーマでコーディネートを考えました。
デート服できめたカップルがランウェイを歩き、ファッションをアピール。
全校生徒が、一番良かったコーディネートを投票し、2年B組が1位に選ばれました!
また、マッスル対決では各クラス代表者3名が腕立て伏せ、スクワット、高跳びで競いました。
3年生は最後のパウロ祭でもあったため、様々なパフォーマンスをしながら対決に参加し、大盛況でした!
さらに、パウロ祭があると信じて、夏から練習を重ねてきた文化部やダンス部の発表も、暖かな雰囲気の中で大きく盛り上がりました。
軽音楽部、ハンドベル部、吹奏楽部、ダンス部による演奏やパフォーマンスでは声を出して応援ができないので、応援したい気持ちを、特別に準備したスティックバルーンやペンライトを全員が持ち、演奏者やパフォーマーを盛り上げます。ステージで発表をした生徒たちは、とても輝いていました。
例年と異なる形での開催でしたが、内容も装飾も、工夫を形にすることができました。このような形であっても、開催できたことに感謝し、来年度以降パウロ祭にも生かしていけるようにしたいと思っています。来年は本来の形で開催できるようになることを祈って・・・