学園生活
2025年12月17日
学園生活
クリスマスミサ
クリスマスミサをサレジオ会の関谷義樹神父様の司式で行いました。
単ににぎやかなイベントとして過ごすだけでなく、クリスマスの深い意味が神父様により語られました。
皆さんと分かち合いたいと思います。
「クリスマスおめでとう」の本当の意味
クリスマスとは、「神が人となって私たちのもとに来てくださったこと」を祝う日です。
キリスト教が信じるのは、この神の降誕です。なぜ神は人となったのでしょうか?
私たちが背負う「罪」
神父様は、私たち人間は「ピンチな状態」にある、とおっしゃいました。聖書で言う「罪」とは、道徳的な過ちだけを指すのではなく、神様から与えられた「愛の心」を忘れ、自己中心になってしまった状態、つまり、神様から離れてしまった状態を指します。
私たちは神の心をもらったのに、自分勝手になってしまった。これが「罪」の本質です。
神からの愛の呼びかけ
そんな罪深い私たちに対し、神様は「私のもとに戻っておいで」と、人間に近づいてきてくださいました。
そして、具体的な救いの道として示されたのは、愛することを徹底的に実践することです。神様は、私たちが神へ戻る方法を、自ら人となって示すために来てくださったのです。
クリスマスは、この計り知れない神の愛と、私たちを救うための具体的な行動を、改めて心に刻む日です。
皆さまのクリスマスが、愛と感謝に満ちた、温かい一日となりますように。




