学園生活
2025年7月31日
学園生活
パウロの授業③
数学科の松本先生の授業です。
3年生の数学IIIの授業は少人数で実施しています。
理系は、数学IIまで履修の生徒と数学IIIを履修する生徒に分かれます。
理学部や工学部は、数学IIIが受験で、また大学に進学しても必要になるので、これらの学部に進学を希望する生徒が選択。
1年生の頃の計算ドリルで、正解にたどり着くまで試行錯誤して取り組む姿勢を身につけた生徒たち。
2年生以降の理系コースでの数学では、「小学校から高校生までで身につけた数学の様々な考え方を使って問題を多面的に考えて答えを導く」をテーマに自分たちで話し合いながら問題を解くスタイルの授業をしてきました。
今日の授業も、松本先生の解説は最初の10分。
入試問題3問を生徒たちで相談しながら解いていました。
解けるとホワイトボードに答えを勇んで書きにいきます。
先生から「違います」と言われた途端、ものすごい勢いで解き直し。
ヒントをもらいながら、相談しながら、答えに少しずつ近づいている模様です。
何度も答えを書きにいき、前よりも進歩している答えと認めてもらい、また解き直す。
そしてとうとう正解にたどりつきました。
丸をつけてもらった瞬間、安堵のため息。
そして次の問題へ。
真剣に取り組み、悔しがり、必死にやり直す空気感。
そんな生徒たちを支える松本先生。
信頼関係の中での授業がありました。






