2021年1月に「大学入試共通テスト」が導入されます。これは、従来の「大学入試センター試験」に変わるものですが、これまで重視されてきた知識の習得にとどまらず、それらを活用する力、つまり総合的な思考力・判断力・表現力を評価することを目的としています。英語においては、リスニングの配点が今までより大きくなるなど、より実践的な能力が必要とされています。
私立大学においても、英語の外部試験の成績を反映させる入試や、高校時代の活動を評価する入試などがすでに導入されています。詰め込んだことを書き出す入試から、高校時代3年間に多様な視点で物事に向き合ってきたことが試される入試、そして実践的な英語の力が試される入試にシフトしてきていると言えるでしょう。