フィールドサイン
本校の豊かな自然の宝庫の「パウロの森」。 この森には、シカやイノシシのフン場、角や牙を研いだ木々の痕跡、くっきりと残るけもの道や足跡など、動物たちが生きている証(フィールドサイン)がたくさん残されています。
「この森には、一体どれほど多くの動物たちが暮らしているのだろう?」
そんな疑問から、理科の先生たちと生徒たちが協力し、パウロの森の4箇所に「トレイルカメラ(定点撮影カメラ)」を設置。3か月間にわたり、森の様子の記録をとり続けてきました。
そしてこの夏休み後期、夏期講習の特別プログラムとして「森の観察」講座を開講!学年の枠を超えて9名の生徒が集まりました。
講座では、回収したカメラ映像の分析作業や、実際に動物たちが撮影されていた場所へ足を運んでの検証が行われました。その結果、私たちの予想を遥かに超える、多様な動物たちの豊かな暮らしが見えてきたのです!
映像に映し出されていたのは、イノシシ、シカ、アライグマ、リス、ネズミ、ハクビシンなど様々。 特にシカの姿が多く観察され、グラウンド向かい側にある「森の教室」周辺は、夜になると実に多くのシカたちが行き来する「夜の賑やかな通り」になっていることが分かりました。
教室での座学にとどまらず、本物の自然空間で説得力のあるデータを集め、自ら考察する――これぞまさにパウロならではの「生の探究学習」です。学年を超えて目を輝かせながら映像を分析する生徒たちの姿がありました。
今回の観察・分析でまとまった研究成果は、外部での研究発表などを通じて公開する予定です。